【実例】中古マンションを買って後悔したこと・注意ポイント

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中古マンションの一番の魅力。
それは、なんといっても新築より価格が安い事です。
物件価格が安い分、自分が好きな間取りに作り替えることも可能ですので、中古マンションを自宅購入の選択肢に入れられる方も多いと思います。
一方で、購入後の後悔の声もあります。
ネットで検索すれば、中古マンションを選ぶ際、買ってはいけない物件や失敗のポイントはたくさん紹介されています。
この記事では、私(やま太郎)が中古マンションを買って後悔した事と、それに基づく失敗しないポイントを紹介します。

やま太郎

私の経験が、中古マンションを購入される方の参考になれば幸いです。

私は副業で不動産事業をやっています。
収益用の不動産物件はいくつか持っていますが、自宅として使用している中古マンションは、私が最初に購入した不動産物件です。
購入当時は不動産に関する知識はゼロの状態で、購入後、後悔した事がいくつかあります。

この記事で紹介するのは、全て私自身の経験談です。
ほかのサイトや情報記事では紹介されていない意外な失敗事例を紹介します!

目次

中古マンションを買って後悔したこと①~いきなり修理が必要になる

住み始めて、いきなりガスコンロが壊れました…。

私が購入したのは、築10年の中古マンションです。
中古マンションですから、設備の修理が必要になる事は覚悟していたものの、住み始めていきなりガスコンロが壊れました。
それから、間もなくして、トイレの水漏れが発生。。。
ガスコンロが約10万円、トイレが約20万円の出費となりました。

そもそも、ガスコンロの耐用年数は10年ですので、買い替えの時期ではありましたが、トイレまで壊れてしまい、ダブルパンチを浴びました。
住み始めてすぐに30万円の出費は痛かったですね。

住宅を一括で買える人は稀だと思いますので、ほとんどの方が住宅ローンを組まれるはずです。
住宅ローンの頭金をなるべく入れて、ローンの総額を減らしたいと思われると思いますが、中古住宅の場合、住み始めて修理や買い替えが必要な場合が出てきます。
中古住宅を購入される方は、ローンの頭金に全ての預金を入れずに、急な出費に備えて預金を残しておく必要があります。

住宅ローンは、頭金を入れないフルローンをおすすめします。
詳しくは「【実例紹介】住宅ローンは頭金なしで組んだ方が後悔しない」で紹介しています。
住宅ローンで悩まれてる方は参考にして下さい。

中古マンションを買って後悔したこと②~サッシが単板ガラス

単板ガラスと複層ガラスってご存知でしょうか?

現在の新築マンションのサッシは、複層ガラスが主流であり、単板ガラスのサッシはまずありません。
複層ガラスの魅力は断熱効果の高さですが、結露が非常に少ない事もメリットです。

私が購入した中古マンションのサッシは、全てのサッシが単板ガラスでした。
勿論、私のマンションと同年代に建てられたマンションのサッシは単板ガラスが主流であり、複層ガラスのサッシは稀でした。

たかがサッシと思われるかもしれませんが、複層ガラスの断熱性と結露防止はかなり強力です。

ちなみに、分譲マンションのサッシは、専用使用権のついた共用部分となり、すべての住民で共有されている部分です。
つまり、勝手に工事をして複層ガラスのサッシに交換する事は基本的に出来ません。

私は、夏場の強い日差しと真冬の冷え込みが苦手でしたので、全ての
サッシを複層ガラスに変えたかったのですが、マンションのサッシは共用部分ですので工事ができませんでした。
しかたなく、全てのサッシを二重サッシ(窓の内側にもう一枚窓を付けた窓)にリフォームしました。
全部で、100万円近くの出費になりました。

サッシに関しては個人の価値観に左右される点でもあります。
しかし、前述したように複層ガラスの断熱性と結露防止の効果は非常に魅力です。
現行の新築マンションのサッシが複層ガラスになっている事からも、その効果には信頼が持てます。
インテリアにこだわる方は、窓ガラスの結露によるカーテンのカビ防止には高い効果があります。
私の自宅のように二重サッシにする方法もありますが、部屋が狭くなるのがデメリットです。

中古マンションを買って後悔したこ③~エレベーターが遠い

部屋からエレベーターの位置が遠いのは不便です。

これは中古のマンションに限った話ではありません。
とにかくエレベーターから部屋までの距離が遠いと荷物が多い時がとにかく困ります。
中古マンションは、高齢者の方からも人気があるようですが、将来、歩行が不自由になった時の事などを考えると、購入特の条件に入れておいた方がいいと思います。

エレベーターを使って1階まで降りた後、忘れ物に気付いた時が大変です。
急いでいる時は、かなりストレスになります。

エレベーターの直近の部屋になれば、逆に人の行き来が気になるのかもしれませんが、それはあくまで予想です。
ちなみに、私が住んでいるマンションは、エレベーターから2番目に近い角部屋が、グレートが高くて間取りも広い部屋になっています。
利便性を考えるとエレベーターから近い部屋を購入条件に入れるのをオススメします。

中古マンションを買って後悔したこ④~機械式駐車場は面倒&金食い虫

機械式の立体駐車場は車の出し入れがストレスです…
ランニングコストも高く、共益費の負担が増えます。

私が購入した中古マンションは、平置き駐車場に機械式立体駐車場が併設されています。
私の部屋の駐車場は平置き駐車場が割り振られていましたが、2台めの駐車場が必要になった時期があり、しばらくの間、機械式立体駐車場を借りた事があります。
とにかく車の出し入れが面倒でした。
また、定期点検のランニングコストも高いことから、共益費が高くなります。

機械式立体駐車場は車の出し入れが面倒

機種によって違いはあると思いますが、車の出し入れに時間がかかります。
急いでいる時は、かなりのストレスです。

私のマンションの機械式立体駐車場は、構造上、1台ずつしか入出庫できません。
しかも、安全面から機械の動くスピードが遅く、車を出し入れするまで3分近く出入口で待っていなければなりません。
車から降りて→機械に鍵を差し込み→扉が開くまで待機して→車を出し入れして→扉を閉じるため車から降りて…はぁ~…
通勤時間帯は、順番待ちが出来てしまいます。

機械式立体駐車場は、車のサイズ制限もあります。
車高が高かったり、車幅が広かったり、長すぎる場合は駐車することができません。
ワンボックスカーやSUVの車は、購入前に確認する必要があります。

ランニングコストが高いため共益費の負担が増す

機械式駐車場の点検は法的義務はありませんが、安全面から定期点検は必要です。

この定期点検にかなりの費用がかかるため、共益費が高くなるのです。

自分が立体駐車場を契約していなくても、共益費が高くなるのがつらいところです…。

しかも、部品が特殊なので修繕費も高いです…。

機械式駐車場の点検義務は法律で規定されているわけではありません。
しかし法的な点検義務が無くとも、国土交通省「機械式駐車設備の適切な維持管理に関する指針」「機械式立体駐車場の安全対策に関するガイドライン」では以下のように示されています。

機械式駐車設備の適切な維持管理に関する指針

第二章 機械式駐車設備の適切な維持管理のために管理者がなすべき事項
第1 定期的な保守・点検
管理者は、自ら適切に保守・点検を行う場合を除き、保守点検契約に基づき、機械式駐
車設備の使用頻度等に応じて、定期的に、保守・点検を保守点検事業者に行わせるものと
する。
(引用:機械式駐車設備の適切な維持管理に関する指針

機械式立体駐車場の安全対策に関するガイドライン

機械式立体駐車場の安全対策に関するガイドライン
Ⅳ-4 管理者の取組
装置の安全確保のための維持保全を行うこと。装置が正常で安全な状態を維持できるよう、機種、使用頻度等に応じて、1〜3ヶ月以内に1度を目安として、専門技術者による点検を受け、必要な措置を講じること。
(引用:機械式立体駐車場の安全対策に関するガイドライン

機械式駐車場の定期点検が、法的に義務が課されていなくても、定期点検やメンテナンスを怠った事が原因で、機械式駐車場での死亡事故も実際に起こっています。

定期点検やメンテナンスは美観や性能の維持にも効果があります。
結果的に機械式駐車場のランニングコストを抑えることにもなります。
安全面・コスト面を考慮しても定期点検やメンテナンスは必須です。

機械式駐車場の定期点検にお金がかかるとしても、定期点検をなくすことは難しいです。
利便性と共益費の安さの観点からすれば、平置き駐車場のマンションがオススメです。

中古マンションを買って後悔したこ~まとめ

中古マンションを買って後悔したことを紹介しましたが、総合的に見れば中古マンションを買って良かったと思っています。
理由は、「新築より中古が安いから!」です。

中古マンションを買って後悔した事

住み始めて直ぐに修理が必要になる

中古マンションの場合、住み始めて直ぐに修理や買い替えが必要な場合が出てきます。
中古住宅を購入される方は、ローンの頭金に全ての預金を入れずに、急な出費に備えて預金を残しておく必要があります。

住宅ローンについては、別の記事「【実例紹介】住宅ローンは頭金なしで組んだ方が後悔しない」でも紹介しています。
住宅ローンで悩まれてる方は参考にして下さい。

中古マンションのサッシは単板ガラスが主流

単板ガラスのサッシは年代が進むにつれ、少なくなっていくのは間違いない事ですが、中古マンションは新築に比べると単板ガラスが主流と言えます。
複層ガラスにこだわるのは、個人の価値観かもしれませんが、複層ガラスの断熱性と結露防止の効果は高いです。
サッシは共用部分になるので、単板ガラスから複層ガラスへ変更する事は基本的に出来ません。
もし、複層ガラスにこだわられるなら、新築マンションか築浅の中古マンションを選ばれる事をオススメします。

部屋とエレベーターまでが遠い

エレベーターから部屋までの距離が遠いと荷物が多い時がとにかく困ります。
中古マンションは、高齢者の方からも人気があるようですが、将来、歩行が不自由になった時の事などを考えると、エレベーターから近い部屋がおすすめです。

機械式立体駐車場は入出庫が不便&共益費が高くなる

機械式立体駐車場は車の出し入れがとにかく不便!
通勤時間帯は、車の出し入れに行列ができます。
機械の定期点検は安全面や美観を保持するためにも必要ですが、お金がかかります。
そのため、共益費が高くなってしまいます。

新築マンションでも中古マンションでもメリット・デメリットはあります。
中古マンションの最大のメリットは、なんといってもコスパの良さ!
新築マンションに比べたら安いです。
物価高騰にもかかわらず給料は上がらない経済情勢からすると、中古マンションは魅力です。
私は、今住んでいる中古マンションを買ってよかったと思っています。

この記事で紹介した「後悔情報」は、ネットでは公開されていない情報です。
是非、中古マンションを選ぶ際の参考にしてみて下さい。

不動産購入は一生に一度の高額な買い物です。
不動産を安く買いたいと思われる方は、別の記事(【土地値引き体験談】実際に成功した土地値引き交渉を紹介!)を読んでみて下さい。
私が、実際に不動産を買った時の値引き体験談を紹介しています。

住宅費を一括払いで買える人はまれですので、ほとんどの方が住宅ローンを組まれると思います。
実は、私は住宅ローンの組み方を失敗しています。
上手な住宅ローンの組み方については、【実例紹介】住宅ローンは頭金なしで組んだ方が後悔しないで紹介しています。

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